秒読み

選挙終わったけどむなしすぎ。開き直る人に同調するわけじゃないけど、負けてないよ、自民党たいして。あんなひどいことやってる割に。満州事変もこんな感じだったのかな、てほんとに思ったりする。

大敗したのは共産党。ほとんど報道されないのもまたそれらしい。改憲への道ならしはできつつあるような気がする。みどりの会議、お礼の電話が来たけど、公選はがき3枚書いただけで何もしていない。全然報道されなかった見事に。何のために出馬したやら。護憲議員を減らしただけだった。何でムネオや辻元や真紀子なんだろう。しかも主張が見えないし。落選したのに今までとりためた録画がもったいないからって3回も報道すな。紳助ばっかり出てきて尾立っていう当選した人の顔もわからん。当選した人にプレッシャー与えるのが任務なのに、意味不明だ。メディアはくさっとる。

出発が決まりつつあるので、本当にやんなきゃいけないことがたくさんある。あんまりあると何もできなくなっちゃう。1週間の歌みたいに、毎日一つずつやらないと、ダメなんだよなあ。何をしたらいいか迷っているうちに過ぎていく。

生協の食堂で会ったJICA出身のおじさんが、ほおどくたー2年、ジェンダーそれはいいじゃないの、最近女性はよく勉強するし、キャリアを積んでる人が多いよ、JICAにも多いけど、なんだか男のようになって、男とおんなじだよ、というから、そりゃ女の部分は評価されませんからそうなるでしょ、といったら、そんなになってどうするのかね、子どもは生まれなくなるし、というから、私2人生んでもう大きくなりましたよ、といったら、おー、と驚き、それはえらい、だんなが偉い、という。何で彼が偉いことになるのかな、と思った。私がえらいに決まってるじゃん。尋常でなく闘ったんだから。別に今の境遇はえらくもないけどさ。だんなは何をしている人かと聞くので、ふつーのサラリーマンですよと答える。もう離婚したけど、といおうと思ったけど、別に本当のことを教えてやる必要もない。
そんなふうにいっても女の部分で仕事してたら邪魔でしょうが、といえば、それはやりにくいね、と若い男子が言う。女がないといったり女が邪魔だといったり、そんな器用にやれませんからね普通は。若いころなら頭に血が上るところだが、すでに年の功。まあさらっといえるのであった。
でも感じのいいおじさんで、研究室に遊びに来るように言われたのは初めてだった。こんなおじさんには、夫についていく妻という女像で世はこともなし、なんだろうな。
そんな頭でよその国で、女性と開発、なんてやったりするのは、すこぶる迷惑なのでは。

こんなんじゃ出生率は上がんないね。最近の男がちゃんと内助の功をしないから、優秀な女性の子どもが生まれないじゃないか、しっかりついていって育児を担えないもんかね、くらい言ってもらいたい。JICAで、家庭を持とうと思えば、男がついてくるしかないだろう。現地夫か。家庭を守る彼らをサポートするような制度を作ってやって欲しい。育児ノイローゼにならないように。現地の親たちと育児を通じてうまくコミュケーションしたり、親ならではの働きもできるでしょうに。
彼女たちが自ら負け犬などといわなきゃいけない状態が今だにあるとは、まあ日本人なぞどんどん減って行けばよいのだが。よその国の人の資源を浪費するばかりの存在なのだし。